不動産取引の防衛知識として『地面師』の手口を知っておこう。小説『地面師たち(新庄耕著・集英社)』

お金のこと

地面師たち(新庄耕著・集英社)』を読んだ。

一言で言えば、「地面師」たちの組織犯罪手口をリアルに描写した小説。

不動産投資は富の拡大および防衛に欠かせない方法の1つ。

しかし、気を付けなければ、年を取った時にこうした地面師たちの手口に巻き込まれてしまう危険性があること。持つ者の宿命ともいえる。防衛のための一環として読んでおいて損はない一冊。

知識の習得といっても、単なる実用書の類であれば、あまり面白くもなく、頭の中になかなか入ってこないだろう。リアリティがないからだ。

ところが、小説なら話は別。物語を楽しみながら、知識の習得が可能である。この『地面師たち』もそういった意味で社会にとって大変に有益な存在だ。

また、本書の良い所は、変に「盛って」いないところ。一般的な小説なら、起承転結やメリハリなどを付けて、ストーリーに面白味を持たせようとする。が、本書はどちらかというと、感情的な揺さぶりを大してかけることなく淡々と進んでいく。このような点が妙に現実社会とマッチする。

私たちが住んでいる世界とはそういうものだ。劇的というよりは、徐々に、静かに変化していくものである。その点、不気味なぐらい信頼できてしまう小説。フィクションなのだが。

地面師たち(新庄耕著・集英社)』

【運営元】
株式会社 創伝社
〒102-0084東京都千代田区二番町5番地2 麹町駅プラザ901
コラム執筆者:代表取締役 作野裕樹
※コーチング、取材、書籍執筆、講演依頼などのお問い合わせはフォームからお願いします。なお、コーチング依頼の際は、必ず氏名・年齢・住所・TEL・履歴の入った自己紹介と志望動機を書いて、「件名」を 「コーチング問い合わせ」として、お問い合わせください。
お金のこと 小説・映画から「お金」を学ぶ コラム
soudenshaをフォローする
幸せな経営者はなぜ、メンタルを大切にするのか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました