「恥」から成功は始まる。(佐藤一斎『言志四録』録7)

コラム

「立志の功は、恥を知るを以って要と為す。」

これは佐藤一斎『言志四録』の言志録第七条に書かれた言葉である。

訳文は以下の通り。

「志を立てて実績をあげるには、恥を知ることが肝要である。」

(訳文は講談社学術文庫の川上正光氏のものを引用しています)

要するに、実績をあげるには「恥」から始まりますよということ。

例えば、ゴルフを始めようした場合、最初は下手でたくさん恥をかくだろう。笑われることもある。でも、その「恥ずかしさ」がなければ、技術の習得は望めない。

これはゴルフに限らず、あらゆる物事に当てはまる。私は現在ピアノを習っているが、恥を恐れていたら取り組むことができない。両手が上手に動かなかったり、音符が読めなかったり、恥ずかしい思いはたくさんする。が、それでいいのだ。

恥がなければ先へ進むことは決してできない。

実は独立起業や新規事業のスタートも同じ。必ず「恥」から始まる。

例えば、自信満々で商品をリリースしたものの、思いの外、お客さんの反応が薄くて恥ずかしい思いをすることがある。

でも、これでいいのだ。恥ずかしい思いをしたからこそ、「どうすればお客さんにウケるか?」を考え直す。考えて、試行錯誤して、また恥をかいて、それでようやく素晴らしい商品や事業が出来上がっていくもの。

恥をかくことを恐れてはいけない。

記事執筆者
作野裕樹

(株)創伝社、代表取締役。1978年、愛知県生まれ。2001年にITビジネスで独立起業、2003年に法人設立。自社ブランドサービスを開発、運営。同経営は『経済界』『実業界』などに取材され掲載。書籍『学校では教えてくれない起業の授業(アスカ出版)』などを出版。
現在、自身の起業、経営経験と東洋思想の知見を活かした経営コンサルティング事業も展開。起業家や経営者のための「教養」を学ぶ場「創伝塾」を2010年から主宰中。
趣味は古武術(古流柔術)、ピアノ演奏など。

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