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レポートサンプル

第1話:そのポートフォリオで合っていますか?

「分散投資でリスクを軽減する」

というのは、投資のセオリーで、耳にタコができるほど聞いたことがあるかと思います。

「一つのカゴにたまごを盛るな!」と表現される方もいますね。

しかし、相談される方のお話を聞いていると、「え?その分散投資ってリスク軽減できてます?」と疑問を持つことがあったりします。

要するにポートフォリオが間違っているのです。

どういうことか?というと、分散したつもりが、それぞれの「相関関係が強い」傾向があり、うまくリスク分散されていないのです。

例えば、わかりやすいケースでいえば、日本株が上がる時は円安ドル高になることが多く、逆に日本株が下がる時は円高ドル安になるなど。

これは、「日本株と円が逆相関(どっちかが上がるとどっちかが下がる)である」ということです。

円が高くなると、日本株は安くなる。

円が安くなると、日本株は高くなる。

つまり、意外かもしれませんが、シンプルに考えれば、円と日本株を半分半分でもっておけば、結構なリスク分散になったりします。

(日本破綻したらおしまいですが)

もちろん、絶対とは言い切れませんが、現時点ではその傾向にあります。

そして、日本破綻とかそこまでいかなくてもハイパーインフレなどを恐れる人は、「金」や外貨「ドル」などでリスク分散を考えることもあるでしょう。

しかし、よくよく動きを見てみると・・・

金とドルは逆相関(金が上がるとドルが下がり、金が下がるとドルが上がる関係。)

ドルと円も逆相関(ドルが上がると円が下がり、ドルが下がると円が上がる関係。)

すると・・・

円と金って相関関係が意外と強いわけです。

「有事の金」ともいいますが、世界的不景気になると、「円」にも資金が流れて円高になります。

よって、日本人が日本円で金でリスク分散をはかっても、同じような動きをしますから、意外とリスク分散効果は薄いのです。

金/円チャート5年(田中貴金属ウェブサイトより)

こちら、5年間の金/円チャートです。ざっくりとですが、1グラムあたり最安4200円→最高5200円まで伸びています。

おお!1000円も高くなってる!約25%上昇!と驚かれるかもしれません。

が、いったん落ち着いて「金/ドル」チャートも見てみましょう。

tradingviewより

ざっくり見ると、1オンスあたり最低1050ドル→1500ドルまで上がっています。

なんとドルベースで見れば金は約50%も上昇しているのです。

要するに、円よりドルを持ってる人の方が、金でのリスク分散の効率が良いわけです。逆にいえば、日本円で金でのリスクヘッジは効率が悪いということでもあります。

となると、保管コストや管理費用などを考えると、「金」を持つより「円」でもってもいいんじゃないかな?とも考えられるわけです。

もしくは、円を持ってる人は、金以外のリスク分散を考えたほうがいいともいえます。

もちろん、絶対はありません・・・。

が、「相関関係」を意識してポートフォリオを組むというのは、資産形成において大変重要なポイントになってきます。

定期的に自身のポートフォリオが「逆相関でリスク分散されているか?」はチェックされることをお勧めします。